小さなポケット一杯の物語
『いえ、嫌いじゃないですが、どうぞお気になさらないで下さい。』

ですって。
茜にはとても好感の持てる人で内面的にも申し分なかったんだ。
茜は一瞬にして恋にオちたの。
『私の責任ですし…。それにもう出来てますので、食べて頂かないと、もったいないというか、自腹なもんで、余ったら私が食べる運命になるので、また太っちゃうし…。』


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