小さなポケット一杯の物語
『クスッ。楽しい方ですね。もういいですよ。分かりました。喜んでいただきますよ。』

『あっ、すいません。私、何言ってんだろう。』

茜は、食べてもらいたくて訳が分からなくなってたんだけど、そんな気持ちを察してくれてか優しくしてくれたんだ。
そして、帰りぎわに
『デザートのお礼と言っては何なんですが、近くで創作料理店を営んでいますんで、よかったら来てください。』

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