小さなポケット一杯の物語
『(時間が止まってくれれば…。)』
誰もが一度は思った事あると思う。
今の茜がまさにその心境なんだ。
刻一刻と閉店の日が近づいているだもの…。
そんな中、週末に常連さん達が来てくれたんだ。
『よっ!大将。なんか美味いもん食わせるからってハガキが来たけど何食わせてくれんだ?』
『相変わらず口が悪いなぁ秀さんはぁ。大将がせっかく新作を食わせてくれるってぇのに。』
誰もが一度は思った事あると思う。
今の茜がまさにその心境なんだ。
刻一刻と閉店の日が近づいているだもの…。
そんな中、週末に常連さん達が来てくれたんだ。
『よっ!大将。なんか美味いもん食わせるからってハガキが来たけど何食わせてくれんだ?』
『相変わらず口が悪いなぁ秀さんはぁ。大将がせっかく新作を食わせてくれるってぇのに。』