小さなポケット一杯の物語
『でも一番悪いのは自分だ。テレビに出てチヤホヤされていい気分になったて時もあったんだ。
そんなんだから自分が踊らされている事に気付きもしなかった…。
茜…。俺は食中毒で命を落としてしまった人達と従業員達への保障をきちっと負いたいと思っているんだ。』
『でもあなただけの責任じゃないんでしょう?』
『いや、スポンサーも下請けも自分達を守る事しか考えてない。
責任のなすり合いだよ。』
彼はうなだれていた。
そんなんだから自分が踊らされている事に気付きもしなかった…。
茜…。俺は食中毒で命を落としてしまった人達と従業員達への保障をきちっと負いたいと思っているんだ。』
『でもあなただけの責任じゃないんでしょう?』
『いや、スポンサーも下請けも自分達を守る事しか考えてない。
責任のなすり合いだよ。』
彼はうなだれていた。