ホットケーキ!
澄翠が店の片付けを終えて、帰って来ると、
「どうして、お義父さんは、わたしたちと一緒に住まないの?」
澄翠に疑問をぶつけた。
「昔、ばあちゃんと同居してたんだ…。
ばあちゃんは口うるさい人で、自分の事を棚にあげて、母さんにねちねち嫌味ばかり言うから、母さん、精神的に参っちゃって、夫婦仲は良かったんだけど、離婚した」
「だからお義父さん、若いうちから同居するとろくな事にならないと言っていたんだ…」
「ばあちゃんも死んだから、ヨリを戻せばいいのにな!
こまめに連絡取っているみたいだし」
「あ!
それで思い出したけど、お義母さんとアイツが結婚式に出席するって言ってたよ」
「え、アイツも来るの!?
相変わらず、空気が読めないヤツ。
さーちん、大丈夫?」
澄翠はさやかのお腹を見た。
「もう痛みはないから大丈夫」
「でも…」
何かを言いかけた澄翠を、さやかは唇でふさぐ。
「いい結婚式にしよ?」
さやかが笑うので、渋々、澄翠は頷いた。
「どうして、お義父さんは、わたしたちと一緒に住まないの?」
澄翠に疑問をぶつけた。
「昔、ばあちゃんと同居してたんだ…。
ばあちゃんは口うるさい人で、自分の事を棚にあげて、母さんにねちねち嫌味ばかり言うから、母さん、精神的に参っちゃって、夫婦仲は良かったんだけど、離婚した」
「だからお義父さん、若いうちから同居するとろくな事にならないと言っていたんだ…」
「ばあちゃんも死んだから、ヨリを戻せばいいのにな!
こまめに連絡取っているみたいだし」
「あ!
それで思い出したけど、お義母さんとアイツが結婚式に出席するって言ってたよ」
「え、アイツも来るの!?
相変わらず、空気が読めないヤツ。
さーちん、大丈夫?」
澄翠はさやかのお腹を見た。
「もう痛みはないから大丈夫」
「でも…」
何かを言いかけた澄翠を、さやかは唇でふさぐ。
「いい結婚式にしよ?」
さやかが笑うので、渋々、澄翠は頷いた。