「またね」って約束しよう

「じゃあね〜久しぶりに話せて楽しかった〜あ、ヤヅキはちゃんと帰ってくるから送ってもらってね〜」




手を振って出ていくルキを外までお見送りしてからしばらくして中に入った。



今日は雪は降っていないけど、寒さは冬をひしひしと感じさせる。



桜はいつ咲くのかな…なんて考えて空を見上げてから部屋に戻ると、ヨウがさっきまでルキが座っていたソファーに座ろうとしていた。





多分、私が帰ったと思って降りてきたのかな…?
もしそうなら、私は本気で避けられているらしい。
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