「またね」って約束しよう
「ぁ、えと…居座っちゃってごめん」
「………」
ソファーに座ると携帯をいじりだしたユウ。
本当に女嫌いなのかな…?だから目も合わせないのかな?私の事もやっぱり嫌いかな?
いくらでも気になる事はあるけど、どこまで踏み込んでいいのかが分からない。
ユウが座ったソファー以外に座れるところは離れた位置にある椅子と目の前のソファーしかない。
目の前はさすがに私も気まづい…かと言って、あんなに離れたところに座るのも感じ悪い…?
ぐるぐると考えた挙句、私はリビングの扉に寄りかかった。