「またね」って約束しよう
「ヤヅキと何かあったの?」
そんなユウの問いかけに顔がボッと音を出して赤くなった気がして、それを見たヨウがまた気持ち悪いと言った。
今はヤヅキとルキは同じ系列の総長の元へ行くと言って出ていってしまったから、ヨウとユウと私の3人でお留守番。
「……どっか遊びに行く?暇でしょ?」
さっきからヤヅキのlucky strikeの煙草のストックを見たりして、帰りをそわそわと待つ私を見かねたユウがそんな提案をしてくれた。
「行く行く!」