「またね」って約束しよう

「……美桜はさ、考えるより行動派だよね」




「何よ急に」




立ち上がって座っている私の隣に来たマサ兄は頭にポンッと手を置いた。





「逃げるな、美桜」




少し低くなった声や放たれている雰囲気に気持ちが一気に引き締まる感覚がした。






そのまま2階に行ったマサ兄。
< 227 / 255 >

この作品をシェア

pagetop