「またね」って約束しよう

「僕もユウも女は反対!」



ヨウの言葉にユウもこくこくと頷いていた。



「3対1だし、もう連れてくんなよ」





「はいはーい」





扉を開けながら忠告すると、適当に返事をしたルキ。本当に分かってんのか?



俺らの関係はそれで終わり。




誰もがそう思っていたし、俺だってそう思っていた。
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