「またね」って約束しよう

「……お前、こいつの知り合いか?」




右にいた男が彼にそう聞いた。



必死に助けてと縋った。



せっかく会えたのに見失いたくはない…。





それに、ルキとヤヅキの仲間だから当然助けてくれるものだと思っていた。




でも、次の言葉で私の考えは甘かったと知ることになった。
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