「またね」って約束しよう

「……違う。僕には関係ないから早く、続けなよ」





「続けなよ」彼の言葉はあまりにも想像とかけ離れていた。



街灯の薄暗い明かりだけじゃ、この距離からヨウの表情を正確には読み取れなかったけど、その言葉は酷く胸に刺さった。




相変わらず酒臭い3人が顔を近づける。





「……来ないで」
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