ドキッ!? 気になる彼と禁断×××生活!【強制完結】
そして、私の王子様は、言葉にするのをやめた。
「え・・・ええっ!?」
そして、まさかの行動に出た。
私は、パニックになっている。
あろうことか、丈斗くんにお姫様抱っこをされている。
「?、っ!?」
状況が飲み込めない。
私は、まぁ、下着姿だし、お姫様的な要素はないのだけれども。
それでも、お姫様抱っこをされながら、彼の腕の中で硬直している。
そして、パニックは加速する。
なんと、彼は公園の出口ではなく。
公園の裏手に続く、山へと向かっているのだ。
え、いや、これやばくない?
どういうこと!?
なぜ、山へと?
いや、心の準備といいますか!
合意しないわけでは、ないのだけれど。
もうちょっと、こう、ムード的な!
ねぇ?
頭の中を目まぐるしく、色んな考えが飛び回る。
そして。