魔王木村と勇者石川


「あのー、他の来賓の方たち、入れても?」

おう、一連の流れを見守っていた誉ちゃんが困惑している。


「うん、入れてあげてー」

何事もなかったかのように迷がのんびり答えたのに安心して、誉ちゃんも、


「了解です」

と、元気よく敬礼して出ていった。それを見送って、魔女二人は目を合わせる。

「「さあ、最初の授業を始めようー」」


レッツ、学校ごっこ。

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