ひきこもりの窓と一人旅
一人旅
荷物をつめたリュックサックと、肩掛け鞄を持って、温泉旅館まで、歩いた。

ちらちらと雪が降っていたから、傘をさした。

旅館の入り口に行くと、

「いらっしゃいませ。お名前聞かせてください。」

と、従業員の人に言われた。

予約していた名前をつげると、ロビーまで案内された。

チェックインを済ました時、フロントの人に言われた。

「体調は、どうですか?」

「大丈夫です。」

「いつでも言ってくださいね。」

「ありがとうございます。」

「案内係がくるまで、ソファでお待ち下さい。」

リュックサックを抱えて、ソファで待った。
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