My name ―私の名前と君の名前―
4年生では
男子とじゃれて
遊んだりしてた。
5年生になる。
じゃれていた
男子のうち一人が
同じクラスになった。
そこまでは
またいつもと同じ。
変わらない日々。
でもその男子と
同じ班になって
私はそいつに
恋をした。
坂宮 亮
なんだか不思議な
気持ちに心が
ついていけなかった
「ねぇ、その人を
見るとドキドキして
その人が他の子と
喋ってると苦しい」
「それは恋、だね?」
友人に言った言葉で
私は自分が恋をしてるって
気付かされたんだ。
この時、
私は何でも言える。
そう思える
友達が出来た。
信じてた。
―――裏切られるまでは