* KING *
飲み会の会場は お洒落な居酒屋。正に女子受けする可愛い個室だった。

柚ちゃん凄い、確かこの店人気店で 予約取れないので有名なのに、ちゃっかり店キープしてるなんて、侮れない。

「柚ちゃん何か強烈なコネとかあるの?」

「えへへ…実はね私お嬢なの。見えないでしょ?だから父親の力借りちゃった。内緒だょ。」

成る程…

「お嬢様なんだ。良かった~柚ちゃんが、お嬢お嬢してなくて、気さくな人で。じゃないとお友達になれてなかったよ。」

「私ね、昔から家のお荷物なんだ。変わり者認定されていて、だからかな?結構自由にさせてもらってるんだ。お兄ちゃんやお姉ちゃんは、別みたいだけど…」

「中々お金持ちだと、庶民とは別の悩みがあるんだね。柚ちゃんは 今幸せなの?それだったらいいけど?」

「うん、ありがとう安ちゃん。私は今の生活事態幸せに過ごせてる。多分これからも変わらないと思う。」

「そっか。今日はまた柚ちゃんの事知れたし、色々教えてくれて嬉しい。乾杯しよ。」

女子二人で盛り上がっていた…



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