* KING *
カチャとドライヤーをコンセントから外し
片付けて 先輩がキッチンに行きお酒の準備をする。
「お前 ワインは飲めんのかよ?」
「少々なら飲めると思います。」
「少々ね。」
フッと軽く笑う極上の男に見惚れる事 3秒。
「何だよ?」
「///いや、先輩は格好いいな…と普通に思います。なのに残念な性格が付きまとい、本当に残念です。」
「おい。残念しか言ってないぞ…」
「黙ってたら、女子が群がるいい男。私といると特に俺様とか とんでもない人間なのに、人は見た目に騙されるんですね。」
「お前何が言いたいんだ?」
「モテるのも、中々大変ですよね。先輩はどんな人を好きになるんですか?」
「は?お前に教えるかよ。」
「やっぱそうですよね。先輩は謎の多い人ですもんね。」
「お前は好きになったらどうなるんだよ?」
「先輩ズルいですよ。自分は話さないくせに、だから私も内緒です。だから教えません。」
「チッ…」
舌打ちをされた。ワインはまわるのが早い。
ついつい飲んでしまってたみたいで、立ち上がるのも 儘ならない。
「杏 俺がいなくてもお前は平気か? 」
頭が回らなくなっている時に マジな話は止めて欲しい。
「先輩どう言う事?」
「いや、やっぱいい忘れてくれ。お前飲み過ぎなんだよ。優しい俺様が ベッドまで運んでやるから…ほら掴まれよ。」
今日は何故か いつもより20%くらい優しい先輩が 私をお姫様抱っこをしてベッドまで運んでくれる。
私は もう半分くらい夢の世界に入る手前で
「おやすみ。杏」
先輩の声が聞こえ その後におでこに柔らかな唇が触れた様な…夢の淵に落ちて行き 意識を手放した。
片付けて 先輩がキッチンに行きお酒の準備をする。
「お前 ワインは飲めんのかよ?」
「少々なら飲めると思います。」
「少々ね。」
フッと軽く笑う極上の男に見惚れる事 3秒。
「何だよ?」
「///いや、先輩は格好いいな…と普通に思います。なのに残念な性格が付きまとい、本当に残念です。」
「おい。残念しか言ってないぞ…」
「黙ってたら、女子が群がるいい男。私といると特に俺様とか とんでもない人間なのに、人は見た目に騙されるんですね。」
「お前何が言いたいんだ?」
「モテるのも、中々大変ですよね。先輩はどんな人を好きになるんですか?」
「は?お前に教えるかよ。」
「やっぱそうですよね。先輩は謎の多い人ですもんね。」
「お前は好きになったらどうなるんだよ?」
「先輩ズルいですよ。自分は話さないくせに、だから私も内緒です。だから教えません。」
「チッ…」
舌打ちをされた。ワインはまわるのが早い。
ついつい飲んでしまってたみたいで、立ち上がるのも 儘ならない。
「杏 俺がいなくてもお前は平気か? 」
頭が回らなくなっている時に マジな話は止めて欲しい。
「先輩どう言う事?」
「いや、やっぱいい忘れてくれ。お前飲み過ぎなんだよ。優しい俺様が ベッドまで運んでやるから…ほら掴まれよ。」
今日は何故か いつもより20%くらい優しい先輩が 私をお姫様抱っこをしてベッドまで運んでくれる。
私は もう半分くらい夢の世界に入る手前で
「おやすみ。杏」
先輩の声が聞こえ その後におでこに柔らかな唇が触れた様な…夢の淵に落ちて行き 意識を手放した。