* KING *
定時になり 急ぎの仕事も特にない私は 帰る支度をしていた。
「安ちゃん もう上がれる?私も終わるから 一緒に帰ろうよ!」
と柚ちゃんに声を掛けられ 少し考える…
「うん、私寄りたい場所があるんだけど、柚ちゃんも一緒だと助かるんだけど…」
「何処に行くの?」
ワクワクしながら聞く柚ちゃんに
「う~ん、柚ちゃん 今は何処行くか秘密…ちょっとビックリするかも?」
「わかった…安ちゃんって面白いね…」
「そう?空気が読めないとか よく言われるけど 面白いってこの会社ではよく言われるのは何でだろうね?」
駅まで行き 電車に乗る。降りる駅は 大きなターミナルがある 商業施設がたくさんある駅前。
そこのビルの5階にエレベーターで上がる。受付で名前を記入する。
「安藤さんと柚木さん。今日は2名の体験入学です。二人なんて珍しい、ラッキーですよ…」
「よろしくお願いします」
「もう安ちゃん、早く教えてよ…お菓子の体験入学なんて…楽しみ!」
良かった…柚ちゃん興味あるんだ?中々時間に融通が効かない仕事だから 予約が難しかったんだけど、今日は早く帰れて良かった。
今日の体験のメニューは ベイクドチーズケーキだ…私と柚ちゃんの使うクリームチーズの種類が違うから 味が微妙に違うらしい。
先生が丁寧に教えて下さるを見ながら 同じ作業を真似て進めていく。
私はやっぱり物作りが好きだ…それが服であり、スィーツであり、何もないところからの 形になるまでの過程が ドキドキするし、その為の努力は 完成した時の喜びに繋がる。
柚ちゃんと初めて作ったチーズケーキは どの店にもない 特別な味がして美味しく感じた。
仕事の後の甘い物は 疲れも和らぐ。明日も頑張ろうと思う。私は正式にお菓子の教室に通う契約をその場でした。
大人になって 初めてのお稽古…自分らしさを取り戻すきっかけになればいいなと思った…
「安ちゃん もう上がれる?私も終わるから 一緒に帰ろうよ!」
と柚ちゃんに声を掛けられ 少し考える…
「うん、私寄りたい場所があるんだけど、柚ちゃんも一緒だと助かるんだけど…」
「何処に行くの?」
ワクワクしながら聞く柚ちゃんに
「う~ん、柚ちゃん 今は何処行くか秘密…ちょっとビックリするかも?」
「わかった…安ちゃんって面白いね…」
「そう?空気が読めないとか よく言われるけど 面白いってこの会社ではよく言われるのは何でだろうね?」
駅まで行き 電車に乗る。降りる駅は 大きなターミナルがある 商業施設がたくさんある駅前。
そこのビルの5階にエレベーターで上がる。受付で名前を記入する。
「安藤さんと柚木さん。今日は2名の体験入学です。二人なんて珍しい、ラッキーですよ…」
「よろしくお願いします」
「もう安ちゃん、早く教えてよ…お菓子の体験入学なんて…楽しみ!」
良かった…柚ちゃん興味あるんだ?中々時間に融通が効かない仕事だから 予約が難しかったんだけど、今日は早く帰れて良かった。
今日の体験のメニューは ベイクドチーズケーキだ…私と柚ちゃんの使うクリームチーズの種類が違うから 味が微妙に違うらしい。
先生が丁寧に教えて下さるを見ながら 同じ作業を真似て進めていく。
私はやっぱり物作りが好きだ…それが服であり、スィーツであり、何もないところからの 形になるまでの過程が ドキドキするし、その為の努力は 完成した時の喜びに繋がる。
柚ちゃんと初めて作ったチーズケーキは どの店にもない 特別な味がして美味しく感じた。
仕事の後の甘い物は 疲れも和らぐ。明日も頑張ろうと思う。私は正式にお菓子の教室に通う契約をその場でした。
大人になって 初めてのお稽古…自分らしさを取り戻すきっかけになればいいなと思った…