* KING *
スタンバイOKになり 撮影場所へ蘭さんと向かう。

扉を開くと…

///格好良すぎる人がいる!!
これリアルなの?何んなの?

釘付けでガン見していると 竜野君が私の前に近付いて来た。


「杏果超可愛い、何それ?スレンダーなのにエロ可愛いとか…やばっ//スタイル良すぎじゃない?これ、胸こんなに見せちゃっていいの?」

「ありがとう。あんまり見ないで…恥ずかしいんだ。私の事より竜野君も素敵だよ。リアルモデルさんかと思うくらい…」


だけどあの人は別格だ。今丁度撮影中だけど…先輩から目が離せなくなる。


「百瀬さん超絶ヤバいよな…俺ですらクラクラする 何あの色気?あ~でも 俺杏果にもクラクラする///」


竜野君の言葉と目線は もう完全に無視することにする。

それにしても あれは反則だ…カメラを見る先輩に キュンキュンが止まらない。

ドキン…

///目が合っちゃった?!あっ。カメラに目線を戻したけど、あんな目で見詰められると、固まるしかない。ヤバいヤバい///

パンピーだよね?やっぱり先輩は鬼だ。妖気が半端なく出てるみたいな、あれは魂を持っていかれる…。



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