* KING *
朝礼が終わり 部屋に戻る…
席に座っていると、パターン室長が私を呼ぶ
「安藤さん、会議室2に来てくれる?」
「はい。わかりました」
メモと筆記用具を持って 会議室2に入る
「安藤さんは、昨日 百瀬チーフから仕事の依頼を受けたんだよね…」
パターン室長は 50才台の お洒落なTHE アパレルって感じの人だ
「はい、昨日5型を引いてとの依頼を受けました」
「そうか…で、大丈夫なの?」
「はい、来週頭納期ならいけそうだと 返事しましたが、何か問題があるのでしょうか?勿論、室長に最終チェックを 確認して頂くつもりですが、お時間大丈夫ですか?」
「安藤さんが ちゃんと仕事出来る人で安心したよ。いや1人で突き進むタイプだと 厄介だと思ったから確認したかったんだよ…ごめんね…」
「あ、そういう事ですか…私も新人ではないので、報告、連絡、相談は全て完璧にしないと 気持ち悪いタチなんで うざい位に室長に話し掛けますから、よろしくお願いします」
「ハハハ…昨日チーフから生意気な奴が来たって言ってたけど、こう言う事か…」
「はぁ?生意気って言ってました?」
「クスクス…言ってたよ。チーフとは知り合い?」
「いや、全くの他人です。でも 高校が同じだけの先輩ではあります」
「そっか、見た事がある先輩って訳か…」
ズキン…その通りだ
「百瀬チーフから見たら 私生意気なんですね。あの人、相当上から目線で しかも超が付く俺様なんで びっくりしちゃいました」
「ほぉ それはまた珍しい…」
「え?いつもそんな感じじゃないんですか?」
「いや 違うというか…超俺様ではないかな?」
「え~酷い。私には俺様ですよ…」
「ハハハ…何だろうね」
「笑い事じゃないですよ。私が生意気だったからという理由なら、昨日に戻って、大人しく出直したいです…」
「ハハハ……安藤さん、いや、安藤ちゃん面白しろ過ぎるわ…これから、パターン室のみんなとも 仲良く出来そうだから よろしくな…」
室長は笑いながら 会議室2を出て行ったが 私はものすごい複雑な気分だ
だってこれからずっと 先輩と携わるのに、私だけ俺様な態度を取られるのが決定?
あんまりにも私 可哀想過ぎるじゃないか…
口は災いの元って聞いた事があるけれど、本当にあるんだって、おもい知らされた瞬間だった…
席に座っていると、パターン室長が私を呼ぶ
「安藤さん、会議室2に来てくれる?」
「はい。わかりました」
メモと筆記用具を持って 会議室2に入る
「安藤さんは、昨日 百瀬チーフから仕事の依頼を受けたんだよね…」
パターン室長は 50才台の お洒落なTHE アパレルって感じの人だ
「はい、昨日5型を引いてとの依頼を受けました」
「そうか…で、大丈夫なの?」
「はい、来週頭納期ならいけそうだと 返事しましたが、何か問題があるのでしょうか?勿論、室長に最終チェックを 確認して頂くつもりですが、お時間大丈夫ですか?」
「安藤さんが ちゃんと仕事出来る人で安心したよ。いや1人で突き進むタイプだと 厄介だと思ったから確認したかったんだよ…ごめんね…」
「あ、そういう事ですか…私も新人ではないので、報告、連絡、相談は全て完璧にしないと 気持ち悪いタチなんで うざい位に室長に話し掛けますから、よろしくお願いします」
「ハハハ…昨日チーフから生意気な奴が来たって言ってたけど、こう言う事か…」
「はぁ?生意気って言ってました?」
「クスクス…言ってたよ。チーフとは知り合い?」
「いや、全くの他人です。でも 高校が同じだけの先輩ではあります」
「そっか、見た事がある先輩って訳か…」
ズキン…その通りだ
「百瀬チーフから見たら 私生意気なんですね。あの人、相当上から目線で しかも超が付く俺様なんで びっくりしちゃいました」
「ほぉ それはまた珍しい…」
「え?いつもそんな感じじゃないんですか?」
「いや 違うというか…超俺様ではないかな?」
「え~酷い。私には俺様ですよ…」
「ハハハ…何だろうね」
「笑い事じゃないですよ。私が生意気だったからという理由なら、昨日に戻って、大人しく出直したいです…」
「ハハハ……安藤さん、いや、安藤ちゃん面白しろ過ぎるわ…これから、パターン室のみんなとも 仲良く出来そうだから よろしくな…」
室長は笑いながら 会議室2を出て行ったが 私はものすごい複雑な気分だ
だってこれからずっと 先輩と携わるのに、私だけ俺様な態度を取られるのが決定?
あんまりにも私 可哀想過ぎるじゃないか…
口は災いの元って聞いた事があるけれど、本当にあるんだって、おもい知らされた瞬間だった…