* KING *
「わかったから 泣くなよ…。」
「泣いてません。先輩の前では涙が勿体ないですから…。それに私決めてるんです。泣く時は 嬉し涙って!以前そんな場面で誓ったんです。だから…こんな事では泣きません。」
「……」
先輩は黙って 向こうを向いてくれた。突然の行動に反対にびっくりしてしまう。
「おい、早く服を着ろよ。10,9,8…」
「あっ、待って10秒じゃ無理です。」
急いで ワタワタと部屋着をとりあえず着る。
「54321ゼロ、遅い。タイムオーバー…」
だけどね、口では何だかんだ言いながら 向こうを向いたままの先輩に 私は背中から抱きしめた。
「先輩…もう私の部屋には泊まらないで下さいね。この部屋は今日以降 男子禁制になりました。だから最後の宿泊ですよ。」
「///ああ、わかった。」
何で これで照れるの?先輩のテレ具合は難易度が難しく やっぱりわからない。
「というか…あの私今まで 普通に独り暮らしで生活してたので、何の問題もないです。元の生活に戻りたいんですが…」
「ん~。それだと問題が多々あるだろ?」
「例えば?」
「俺の部屋が広過ぎる、俺の料理が1人だと余るし勿体ない。朝のお前の服をコーデする楽しみが減る。後…俺の助手席がキープ出来ない…。」
イヤイヤ…私関係なくないですか?コーデの所位しか 居ても居なくてもいいのでは?
「あ~これだ。お前と一緒だと笑えるんだよ…。」
///ドキン。先輩わざとですか?超絶私を堕とそうとしてません?そんな 熱烈な告白されても 困るだけなんだから…
「仕方ないですね。週末だけ自分の部屋に戻っていいなら、また先輩のマンションで暮らしてもいいですよ。」
「平日は俺のマンションで、週末はここでって事か?それなら俺もたまには気分転換になるし、まぁまぁの提案だな。」
「え?先輩、週末になっても先輩はここには来たらダメですよ。わかってますか?」
「えっ何でだよ?」
「週末は 自分だけの自由時間。ただそれだけです。それに さっき話した通り この部屋は 男子禁制なんですから、先輩ははいれません。」
「圭ならいいのか?」
「まぁ…そうですね。圭さんならギリOKですが、泊まりはなしです。」
「週末だけか…わかった。で、早く朝の用意しなきゃ 二人で遅刻だぞ。」
わっ。本当に…先輩に振り回される日々は これからも 続く事が決定した。とにかく 今は 出社準備をして、昨日休んだ分を 巻き戻さなきゃだ。
私の居場所は まだ先輩の側。それが苦しい様な、嬉しい様な先輩の言動で UP downする、とんでもなく俺様KINGに やっぱり目が離せないのであった。
「泣いてません。先輩の前では涙が勿体ないですから…。それに私決めてるんです。泣く時は 嬉し涙って!以前そんな場面で誓ったんです。だから…こんな事では泣きません。」
「……」
先輩は黙って 向こうを向いてくれた。突然の行動に反対にびっくりしてしまう。
「おい、早く服を着ろよ。10,9,8…」
「あっ、待って10秒じゃ無理です。」
急いで ワタワタと部屋着をとりあえず着る。
「54321ゼロ、遅い。タイムオーバー…」
だけどね、口では何だかんだ言いながら 向こうを向いたままの先輩に 私は背中から抱きしめた。
「先輩…もう私の部屋には泊まらないで下さいね。この部屋は今日以降 男子禁制になりました。だから最後の宿泊ですよ。」
「///ああ、わかった。」
何で これで照れるの?先輩のテレ具合は難易度が難しく やっぱりわからない。
「というか…あの私今まで 普通に独り暮らしで生活してたので、何の問題もないです。元の生活に戻りたいんですが…」
「ん~。それだと問題が多々あるだろ?」
「例えば?」
「俺の部屋が広過ぎる、俺の料理が1人だと余るし勿体ない。朝のお前の服をコーデする楽しみが減る。後…俺の助手席がキープ出来ない…。」
イヤイヤ…私関係なくないですか?コーデの所位しか 居ても居なくてもいいのでは?
「あ~これだ。お前と一緒だと笑えるんだよ…。」
///ドキン。先輩わざとですか?超絶私を堕とそうとしてません?そんな 熱烈な告白されても 困るだけなんだから…
「仕方ないですね。週末だけ自分の部屋に戻っていいなら、また先輩のマンションで暮らしてもいいですよ。」
「平日は俺のマンションで、週末はここでって事か?それなら俺もたまには気分転換になるし、まぁまぁの提案だな。」
「え?先輩、週末になっても先輩はここには来たらダメですよ。わかってますか?」
「えっ何でだよ?」
「週末は 自分だけの自由時間。ただそれだけです。それに さっき話した通り この部屋は 男子禁制なんですから、先輩ははいれません。」
「圭ならいいのか?」
「まぁ…そうですね。圭さんならギリOKですが、泊まりはなしです。」
「週末だけか…わかった。で、早く朝の用意しなきゃ 二人で遅刻だぞ。」
わっ。本当に…先輩に振り回される日々は これからも 続く事が決定した。とにかく 今は 出社準備をして、昨日休んだ分を 巻き戻さなきゃだ。
私の居場所は まだ先輩の側。それが苦しい様な、嬉しい様な先輩の言動で UP downする、とんでもなく俺様KINGに やっぱり目が離せないのであった。