* KING *
次の朝 パターン室からの仕事に取り掛かる。今日は5型は仕上げたい。
私が切羽詰まっているのを見かねて 室長が私に声を掛けて来た。
「安藤ちゃん 中々の仕事抱えてるよね。昨日も遅かったみたいだし、パターン室からのヘルプ入れるから、指示出してよ。咲本にお願いするから。」
「えっ 室長神ですよ。いいんですか? うちのあっちの部屋には 鬼や悪魔しかいませんよ。何てここは天国?」
「いやいや、ハハ…流石安藤ちゃん 言うね~。咲本 ちょっと来てよ!」
「はい、室長何ですか?」
パターン室で唯一話した事がない 同僚の咲本さん。確か私より5才位年上だったはず。
「咲本 今お前の抱えてる仕事を取り敢えず 置いて 安藤ちゃんのヘルプをしてくれないか?頼めるか?」
「安藤さんのヘルプですか?俺が?見返りは?」
「それは 直接安藤ちゃんに交渉って事で、頼むよ。」
あれあれ 何だかこの咲本さんって、変わり者?
「そ、じゃあOKです。安藤さん 休憩室行こうか?」
親指をたてられ 部屋の外に促され 後ろから肩を抱かれて連れられる。
この人の考えに全くついていけない。何が目的なの?不安しか見えないこれからに 戸惑いながら 休憩室に到着した。
私が切羽詰まっているのを見かねて 室長が私に声を掛けて来た。
「安藤ちゃん 中々の仕事抱えてるよね。昨日も遅かったみたいだし、パターン室からのヘルプ入れるから、指示出してよ。咲本にお願いするから。」
「えっ 室長神ですよ。いいんですか? うちのあっちの部屋には 鬼や悪魔しかいませんよ。何てここは天国?」
「いやいや、ハハ…流石安藤ちゃん 言うね~。咲本 ちょっと来てよ!」
「はい、室長何ですか?」
パターン室で唯一話した事がない 同僚の咲本さん。確か私より5才位年上だったはず。
「咲本 今お前の抱えてる仕事を取り敢えず 置いて 安藤ちゃんのヘルプをしてくれないか?頼めるか?」
「安藤さんのヘルプですか?俺が?見返りは?」
「それは 直接安藤ちゃんに交渉って事で、頼むよ。」
あれあれ 何だかこの咲本さんって、変わり者?
「そ、じゃあOKです。安藤さん 休憩室行こうか?」
親指をたてられ 部屋の外に促され 後ろから肩を抱かれて連れられる。
この人の考えに全くついていけない。何が目的なの?不安しか見えないこれからに 戸惑いながら 休憩室に到着した。