先生に初恋
なんか子供扱いされてるみたい…。

やだ。子供扱いしないでください先生。

そりゃ確かに先生からしたら子供かもしれない。

でも一人の女として。一人の人間として見てほしい。叶わないだろうけど。

「ん、どした?なんか元気ないやん。」

なでるのをやめ顔を覗かせてきた。

私は顔を逸らしあることを聞くことにした。

「ね、せんせ。もしもの話なんだけどね。」

「おう。」

「もしも…もしも私が先生のこと好きだって言ったらどうする?」

「…。」

困るよね。うん。ごめんなさい。ほんとに。
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