盗撮教師日記
5月31日。
       ―天海静香―

彼女は、平成5年10月18日生まれ。A型。美術部に所属中。落とし区ありまり人と関わりたくないらしく、いつも読書をしているが美術力は、学年1すごい。

この生徒は、とても真面目だから、私は少し気にっている。

では、生活をのぞいて見よう。

P.m7帰宅。

「静香お帰りなさい」

「ただいま。お母さん」

「お父さんは、もうすぐ帰ってくるわよ」

「そうですか。わかりました。では、お父さんに伝えてください。私は、今から勉強するので用事があったら携帯に電話してくださいと」

「わかったわ。お勉強頑張るのよ」

「はい」

彼女は、親に敬語を使っている。

珍しい親子関係だと私は思った。

彼女は、自分の部屋に入ると宿題をはじめた。

ずっと、9時まで勉強していた。

紅茶をちょくちょく飲みながらも休憩しないで、ずっと勉強をしていた。

なんて、えらい子なんだ。

その後は、何をするのかというと絵を描き始めた。

彼女は、美術力はみんなが認めるほどすばらしいのだ。

自分の筆箱を見ながら絵を描いているらしい。

しかし、その時だった。携帯が着信した。

「もしもし、お父さんですか。なんでしょうか……はい。わかりました。では、今からお父さんの書斎まで行かせてもらいます」

彼女は、絵を書くのをやめて部屋を出て行き所作の所まで行った。

「お父さん、何でしょうか」

「静香、そろそろ留学したらどうだ?」

「留学ですか。私は、中学の間は留学するつもりはありません」

「だが、お父さん転勤することになったんだよ。スイスに」

「そうですか。わかりました。留学のことは考えておきます」

彼女は、部屋を出て行った。

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