盗撮教師日記
緑川さんは、落としたバックを広いスタスタと校長室に入った。

私もそれを追うかのように校長室に入った。

「あの校長先生ッ山岸先生を即やめさせてください」

ほのぼのした校長は、あ然していた。

「緑川様それは、どういうことでしょうか」

「山岸先生の教育方針は間違っています。ただの暴言で生徒をしっかり指導できていません。あんな人に大事な娘を預けられません」

そう緑川さんが言うと校長は納得したのかあるものを机の引き出しから出した。

「そういうことなら、仕方ありませんね。ここに娘さんの退学届けを出してください」

「は…はい!?」

緑川さんは、驚いたのか目を見開いた。

「我が学校では、即教師を辞めさせるということは出来ません。来年の入学希望者の人数にも影響が出ます。ですから、後半年山岸先生にはなるべく居てもらいたいです」

「わかりました。そのように校長が言うようでしたら……」

プルルルル

緑川さんの話しの間に電話が鳴った。

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