盗撮教師日記
それまで、後一歩だった。

でも、校長先生は急に笑い出した。

「はっは。はははははっは。君たちも、よくそこまで人を騙せましたね?我々教師の現状をよくご存知で」

教頭は、あわてて「校長先生?」と呼び校長先生を止めようとした。

校長には、裏があるということだ。

っふ。いいことだ。

意外に、倒しがいがあるぞ。このおっさん。

再び新たな戦いが始まった。

もしかしたら、この戦いが俺らの運命を変えるかもしてない。

生徒と教師の壁。

これは、薄いようで厚いのだ。

この壁をどうやって、崩すかはこれからのカギになってきそうだ。


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