今、この瞬間を先生と。
「夏鈴とは、幼なじみなの。
小学校からのね。」


緋麻里が言った。



「幼なじみなんだ!
納得。すっごい仲良さそうだもん。」


「小学校からって相当長いね〜。」



実際こういうこと言われると、最高に嬉しい。





「そういえば、琉菜と香織って小学校とか中学校からの友達だったりする?」


今度は私が質問した。



「ううん。昨日から!
HR終わったあとに話したの。」


香織の顔、ちょっと嬉しそう。



「意外…仲いいから元々友達なのかと思ってた。」


「いや〜照れるね。」


次は琉菜が答えた。





「あのさ、話の途中で悪いんだけど、夏鈴。時間大丈夫?
先生に特別教室来てって言われてなかったっけ?」


緋麻里に言われて思い出した。



「あ、、。忘れてた。」
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