今、この瞬間を先生と。
「…でもさ、個性強すぎじゃない?」


緋麻里の冷ややかな目に、耐えきれなくなって慌てて話題をかえる。




「確かにそうだね〜」


ふぅ〜助かったぁ。




「すごい目立つよね。」



一応、“個性強しさん”だけじゃない。

ちゃんと“theJK”みたいな子もいる。



むしろ7割が“theJK”。




でも、たとえ3割の“個性強しさん”でも、目立つから何ていうか多く見える。


恐るべし。




「まぁでもいいじゃん。どうせクラス違うだろうしね。」



それもそうだ。




私たちは今をときめく特進クラスなのだから(?)


そんなことを気にしてる暇は無い。



「そうだね。」
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