Only Three Months
「…マイクは、どうする気なの」
「一緒に居る」
「最後まで?」
「もちろん」
オレはもう、どうやったって逃げられない。
犯罪者に変わりはないんだ。
アリーだって覚悟を決めてる。
徐々に減っていく日を、一緒に過ごすだけ。
「なら、協力する。
アリスが帰りたくないなら、余計に」
「ありがとう」
「こちらこそ、話してくれてありがと」
平然を装うエド。
アリーには平然に見えてもも、オレには見えない。
すんなり、受け入れられたわけじゃない。
「今まで通りでいいんだよね?」
「ああ」
それ以上、何も言わなかった。
エドは、踏み込んでいけないとでも思ってるんだろうか。
いや、たぶん精一杯なんだ。
「…そろそろ帰る?」
「そうするか」
何をするでもなくアップルティーをすすってるだけの時間がどんどん過ぎていくところだった。
不思議と、居心地が悪い沈黙ではなくて。
エドの持つ雰囲気なんだろうな。
☆
家に帰ってきてから、アリーの肩の力が抜けたのに気付く。
しんどかったなら、言ってくれたらよかったのに。
オレからとはいえ、過去をまた人に話したことに代わりはない。
察してあげるべきだったか。
「…エド、いい人ね」
「オレと一緒にいるくらいだからな」
反応に困ったのか、抱き着いてくる。
そんなアリーの背中をなでる。
…いつまで、オレたちは一緒に居られるんだろう。
考えても分からないけど、不安になる。
捜索が進展してなさそうなのも不安で。
謎が多すぎる。
…サーに、電話してみよう。
何か手がかりをくれるはずだ。
「一緒に居る」
「最後まで?」
「もちろん」
オレはもう、どうやったって逃げられない。
犯罪者に変わりはないんだ。
アリーだって覚悟を決めてる。
徐々に減っていく日を、一緒に過ごすだけ。
「なら、協力する。
アリスが帰りたくないなら、余計に」
「ありがとう」
「こちらこそ、話してくれてありがと」
平然を装うエド。
アリーには平然に見えてもも、オレには見えない。
すんなり、受け入れられたわけじゃない。
「今まで通りでいいんだよね?」
「ああ」
それ以上、何も言わなかった。
エドは、踏み込んでいけないとでも思ってるんだろうか。
いや、たぶん精一杯なんだ。
「…そろそろ帰る?」
「そうするか」
何をするでもなくアップルティーをすすってるだけの時間がどんどん過ぎていくところだった。
不思議と、居心地が悪い沈黙ではなくて。
エドの持つ雰囲気なんだろうな。
☆
家に帰ってきてから、アリーの肩の力が抜けたのに気付く。
しんどかったなら、言ってくれたらよかったのに。
オレからとはいえ、過去をまた人に話したことに代わりはない。
察してあげるべきだったか。
「…エド、いい人ね」
「オレと一緒にいるくらいだからな」
反応に困ったのか、抱き着いてくる。
そんなアリーの背中をなでる。
…いつまで、オレたちは一緒に居られるんだろう。
考えても分からないけど、不安になる。
捜索が進展してなさそうなのも不安で。
謎が多すぎる。
…サーに、電話してみよう。
何か手がかりをくれるはずだ。