ノラと呼ばれた男【壱】
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その後。



三階に行けば、選び放題の飲食店


デザートから、がっつりめのご飯まで。







ちょっと暴れたから、小腹が空いたし



ここで昼飯するのも悪くない、が、










米か麺かパンか、で悩み中



パスタもいいし、ハンバーグも捨てがたいし、クロワッサンにメロンパンも……








「あれ、うまそー」



悩みまくってる横で、指差したのは搖で


指された先には…………………………、






まさかの、クレープ。



選択外ではあったものの、いい香りが俺らを誘う。














「クレープ、か。じゃ、それ食う」



「オッケー。3人分買ってくるから、ちょっと待ってな」



「あんがとー、場所取り任せとけ」








てな訳で、竹松先生と席取りしながら搖待ち中


因みに竹松先生は、珍しくも携帯を弄ってて








ちょっとだけ、隙がある……様な気がする





(そーいえば学校で、二人っきりになる。

なんて事なかったなぁ)


最初の印象は近寄りがたい教師。だったのに、いつの間にか無気力教師に変わり、







気付けば、3人で遊ぶ仲に(笑)



‘’竹松先生って謎が多いよね‘’




と、不意に思い出す藍の言葉
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