気づいたら、溺れてた。
絶対もう盛り上がってるよね?






早く行かなきゃ!






ピンポーン


ガチャっ
「瑞希随分遅かったね?」







『要くん!
なんか、気づいたらこんな時間だった~』






自分でもびっくりしたぐらいだし。







「淳ももうきてるから、入りな。」






『お邪魔しまーす!』






リビングに行くと、親達はもう既に出来上がっていた。






「瑞希ちゃん!
相変わらず可愛いな~」






要くんのお父さん、めっちゃ酔ってる。







「だろ~?
俺の娘が可愛くないわけがないだろ?」






『あはは、』






乾いた笑いしか出てこないよ。






「瑞希、淳今上にいるから行ってきたら?」
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