気づいたら、溺れてた。
なんか、淳に会いたくて来たみたいになってない?






でも、酔っ払ってる人達と一緒にいるのもあれだし。






『うん、行ってくるー』






ここだよね?





コンコンっ




『淳ー?』






ガチャっ
バンッ


『いたっ!』







勢いよく開いたドアが私のおでこに直撃した。







「瑞希!会いたかった!」







いや、会いたかったじゃなくて!
今は他に触れるところがあるでしょ!







『ひ、久しぶり』







いた、おでこがぁー。
あれ?淳ってこんなに背大きかったっけ?






私の目線にあるのは、お腹あたり。






「瑞希、可愛くなったな。」
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