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教室のドアを開けて、
私は白岡さんたちにジュースを渡す。

「ふん・・・・目障りだからとっとと失せろ屑」

ガンッ!

赤羽さんに、回し蹴りを食らって痛い腰を抑えながら、
私は自分の席に戻る。
その拍子に、近くの机にぶつかって、
二重で身体が痛む。


自分の席の椅子に座って
スマホを出して、
メールアプリを開いて、
さっきのメールを確かめた。





一覧にNew!というマークと一緒に表示されていたメールは、

「『荒らし帝國』依頼募集」

というタイトルで、
アドレスは身に覚えのない物だった。
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