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久喜君は私と目が合うと、
ニコっとさわやかに微笑んで、視線を黒板に戻した。


隣の席になっても口さえきかなかった久喜君だけど、
いざ見て見ると、天然茶髪のサラサラのストレートヘアが似合う、
どこかのアイドル事務所にいそうな程、
二枚目で爽やかな子だったんだ・・・

思わず、ちょっと見とれちゃう。




ってわぁ!
私、何してるんだ・・・っ!

久喜君がいくらイケメンだからって見過ぎはよくないよ!


私、しっかりして!




私は顔を真っ赤にして、久喜君から視線を逸らして、
机の上のノートに目を移した。


「久喜君、なんで私の事見てたんだろう・・・」

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