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私はショックで何も言えなかった。

確かに、一ヶ月に死んだ親友の事を今更グダグダいうのは引きずりすぎかもしれないよ?

だからって、
こんな馬鹿にするなんて・・・

酷いよ・・・



「白岡さん・・・どうして・・・」

ふつふつと湧き上がる悲しみや怒りを抑え、
縋るような目で私は白岡さんを見る。


当の白岡さんは笑い過ぎで出た涙をぬぐって、
私をゴミを見るような目で見ながら言った。

「私、アンタみたいなグジグジしてる辛気臭い奴、嫌いなんだよねー

まぁ、最初の方は、
親友が死んだから仕方ないやー位に思ってたけどー

1ヶ月も続くと、流石に目障りだわー

だから悪いけどー
私のクラスでそんな態度とるなら、

それなりの対応取らせてもらうからさー

よろしくねーっ」


白岡さんは冷ややかに笑って、
じゃあね。とクルリと踵を返して自分の席に戻っていった。




それが、


更なる地獄の始まりだった。
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