⚾ 野球部の、彼女 ⚾ 【完】
『そんなこと、って。
 だって、なーんにも連絡くれないんだよ?』

「ごめんごめん。でも」


すでに、ほうじ茶ラテは空っぽになっていた。


「練習がんばってるから
 連絡が来ないんだよ。だから
 次に逢ったとき、いっぱい褒めてあげて」


『・・そ・・だね・・』



わたしのアイス・ライムティーは
ちっとも減ってなくて
すっかり氷が解けていた。
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