普通の恋。
サキ「来て欲しい所?何それ?」

ユイ「私だって知らないよ!必死で頼むからつい…」

サキ「はは〜ん!それって…もしかして学校終わってから?」

ユイ「あ〜放課後って言ってたからそうなるね。」

サキ「…やっぱり!じゃあ今日は…デートってことね!」

なっ…!
デ、デッ!デーッ!デ!!デートですとーー!

ユイ「そ、そんなわけないじゃんっ!」

私は教科書やノートを持って急ぎ足で教室からでる。
サキ「あ、ちょっと待ってよ!分かんないじゃん、鈴木って意外と積極的かもよ?」

ユイ「積極的ね…そうは見えないけど。」

サキ「まぁ、頑張りなよ!あたし応援してるからさ!」

応援って…面白がってるだけじゃないのか、あんたは!

はぁ…そんな感じでさっそくバレちゃったなぁ。まぁ、隠すつもりじゃなかったけど。

でもさっき沙希が言ってたことが本当だったら、これって…デ、デッ、デートの誘いってことなのかな?

…んな訳ないか!!
調子に乗るな!自分!

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