普通の恋。
「あら!そちら彼女さんかしら?!」

!!!!
私が、か!かか、か彼女??!!!

スズキ「あ!い、いえ!そ、そそ、そういう関係ではな、ないんですけど。」

鈴木くん、顔真っ赤!!
分かりやす!!
私も顔真っ赤じゃないよね…?!

ていうか、なんで私も真っ赤にならないといけないの!?本当に付き合ってる訳じゃないんだから…!

でも、さっきの鈴木くんずいぶん慌ててたなぁ。

ちょっと…可愛いかったかも。思い出すと笑いがこぼれてしまった。

ユイ「……プッ。」

笑いを手で抑えて必死にこらえる。

スズキ「!!…おい!笑うなよ!」

「も〜別にいいのよ、隠さなくても!あ、あとその種のお会計はいいから。」

スズキ「そ、それはダメですよ!ちゃんと払います!」

ユイ「そうです。申し訳ないです!」

「い〜のよ!それタダで貰ったものだし!黙って貰ってちょうだい。」

スズキ「…すいません。大変だったのに、ありがとうございます!」

ユイ「ありがとうございます!」

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