普通の恋。
そのあと、店員さんから春の花がたくさんの花束をくれた。そして、私達は店員さんに見送られながら店を出た。

さっきの店員さん、凄く優しいかったなぁ…。
笑顔も見ててなんかこっちまでつられて笑顔になっちゃう。

すごい…あったかい人だった。

ユイ「さっきの店員さん優しかったね。花束もくれたし。」

スズキ「ああ、あんな親切な人初めて会ったかもな。」

ユイ「うん!私もそう思う。」

花束はとっても綺麗で鮮やかな色をしていた。
私は鼻を近づけて香りをかぐ。

…いい香り。なんか心がくすぐったい。

スズキ「なぁ、もう一つ来て欲しい所があるんだけど…いいか?」

もう一つ?どこだろ?
今日は特に予定ないからいいか。

ユイ「うん、大丈夫だよ!」

スズキ「良かった。すぐそこだから。」

そう言いながら鈴木くんが目の前を指差す。

私はそれをたどって見てみるとそこには……??


……?


駄目だ…
遠すぎて見えない。本当にすぐ着くのかなぁ。


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