許婚のいいなり
「友達にイタズラ出来る!」
「せんり、顔怖い」

そう言いながらこうきも笑ってる。
こうゆう柔らかい笑顔は私はいいと思うな。

「よし!帰ろ?」
「切り替え早い」
「でしょ?」

こうきが手に持っていた文具をおじさんが袋に入れた。
おじさんは「お似合いな二人だのぉ」と呟いて私たちを見送った。
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