君は生徒、愛してはいけない
朝のHRでは出欠確認をして、あとは読書の時間にした。
まだ席替えをしていないので青山は一番前の窓際の席だ。
昨日の事を思い出して青山を見ると、ふいに目が合った。
ゆっくり目を逸らした青山はまた冷たい顔をしている。
昨日は店でもっと明るかったのに、、
「森」
「はいっ
なんですか、、」
森は確か1年のとき青山と仲が良かった。
青山は昨日も学校ではひとりだった。
人付き合いがうまくいってないのだろうか。
HRが終わって森を廊下に呼び出した。