君は生徒、愛してはいけない
「あのさ、、
青山って1年の時からあんなだったっけ?
お前仲良かったよな?」
森はまっすぐこっちを見て答えた。
「あぁ、去年の秋くらいにお父さんが亡くなったみたいで、、それからは声かけても用事あるとかでずっと避けられてて、、
華、見た目があんなだからみんな余計に声掛けにくいって言うか」
ーーーなるほど。
高校生で親を亡くしたらショックだろう。
「そうか、ありがとう」
森に礼を言い、俺は職員室に戻った。