君は生徒、愛してはいけない
ウィスキー
帰路でバイクを飛ばす。
早く店にいかないとーーーーーーーー
一旦家に帰って、歩いて店まで向かった。
ーーーーカランカランーーーー
「あら先生、昨日はどうも」
ママが優しく微笑みながらおしぼりを出してくれる。
「華ちゃんもうすぐ来ると思うんだけど、、
まさか、久しぶりに会ってときめいちゃった?」
可愛いもんね、華ちゃん、と言いながらウイスキーの水割りをはい、と出すと、また、ドアの鈴の音が鳴った。
青山だ。
「、、、先生、本当に来てくれたんだね」
やっぱり店では満点の笑顔で話してくれる。
青山はまたドレスに着替えてカウンター越しに俺の前に立った。