君は生徒、愛してはいけない

「、、何が?」


「先生はあたしがかわいそうだから、
あたしと約束しちゃったから、
恋も出来ないし好きな人とご飯も食べれないんでしょ」


華がそんなことを思ってたなんて、少しも知らなかった。

まあまあ衝撃だ。

「それは違うぞ華」

「違わないよ。あたしがわがままだから先生のこと縛ってばっかり」

「華、違うって」

華の涙を手で拭うと、華は俯いたまま言った。


「先生、、ごめんね」


華をいつも見ている俺には、華の言葉が本心なのが痛いほどよくわかった。

悪いのは俺なのに。
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