君は生徒、愛してはいけない
「、、愛してる、、」
言った。
愛してる、とかそんな恥ずかしいこと言う予定じゃなかったのに
華を抱きしめると気持ちが溢れてしまった。
華は俺の胸の中でふふ、と小さく笑った。
「先生、心臓どきどきしてる」
「、、うるさい」
華の細い腕が、俺の体をそっと包んだ。
「あたしも先生のこと大好き。
ずっと一緒に居たい」
その言葉は、華を抱きしめる力をより一層強くさせた。
「ふふ、言っちゃった」
華は俺の胸をそっと離れて、先生、と俺の目を見た。