君は生徒、愛してはいけない

電話


俺は実家で2日間のんびり過ごした。

青山とおばあさんのことを気にしながら。



実家にいる間おばあさんからの電話はなく、

安心したが少し寂しくもあった。






「がんばりなよ、仕事」

「ありがと。また帰ってくる」


母親に手土産を持たされ、家を出た直後だった。


電話が鳴った。

おばあさんからだ。



「もしもし、中村です」


「、、、先生?」




電話の声は青山だった。


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