君は生徒、愛してはいけない


「哲平、帰るぞ」

俺は会計を済ませて酔っ払った哲平を駅まで送った。


「可愛いかったな〜華ちゃん」

「哲平、、

あいつ俺のクラスの生徒」

哲平はなに言ってんだよ〜と笑いながら言ってすぐ、

「は!?なに言ってんだよ」
と急に酔いを覚ましたかのように驚いた。


「ごめん、もっかい店戻るわ、」

「お、おお、、」

哲平に礼を言い、店まで走った。



青山、先生は知らんぷりはしねえぞ!

頼む、間に合え!


さっきの雑居ビルの前に着いた時、ちょうど青山が出て来た。

よかった、間に合った、、、

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