君は生徒、愛してはいけない
返事
自宅に戻った俺は、いつか華とふたりで寝ていたソファに腰掛けた。
今日は色々ありすぎてもうわけわがわからない。
ーーーーー佐藤の手紙どうしよう、、
人に好きだと言ってもらえることはとても嬉しい。
でも佐藤は可愛い生徒だし、そんな目で見たことはない。
、、、いや、華も生徒か。
とにかく俺は、佐藤に返事を書くことにした。
本を読み切って、あの手紙が挟まっていただろう最後のページに新しい手紙を挟んだ。
ありがとう、とだけ書いた。