君は生徒、愛してはいけない
相談
今日の授業はあまり身が入らなくて、
放課後まで俺は放心状態だった。
華とは一言も会話していない。
職員室のデスクで今日のことを振り返っていると、隣から4組の担任、松本先生の声がした。
「中村くん、元気ないね」
「はは、ちょっと色々ありまして、、」
「ふーん?まぁ、、知ってるけどね」
驚いて松本先生を見ると、松本先生は妖艶な笑顔で俺を見ていた。
「あはは、可愛い反応!
コーヒーでも飲まない?」
松本先生は職員室の奥にある給湯室に俺を誘い出した。